エンディングノートというのは、自分の終末期や死後のことについて、家族や友人に伝えたい事柄を記録したノートです。
自身の生涯を振り返りつつ、どんな葬式を望むのか、最後に伝えたい言葉は何か、あるいは自分が認知症や意識不明になったときの治療、介護方針の希望などを書き記しておきます。
遺言書と違って、その人が生きている間にも意味があり、遺言ではカバーしきれない部分の対策となる点がエンディングノートの特徴です。
エンディングノートを書いたら、必ず家族に保管場所を教えておきましょう。
本人が亡くなっても家族はそのエンディングノートを見ながら作業を進めることで、気を落ち着かせることができるでしょう。
最後に注意したいのが、エンディングノートには、法的な拘束力がないことです。遺産分割について希望などがある場合、別途、遺言書をつくる必要があります。
・プロフィール ・思い出 ・仕事などのこと ・夫婦、家族について
・交友関係について ・任意後見人のことについて ・介護・看病が必要になったら
・延命治療、尊厳死の希望 ・臓器提供の希望 ・最後に会っておきたい人
・臨終に立ち会ってほしい人 ・死に場所の希望 ・訃報を知らせてほしい人
・葬儀の希望、葬儀の費用について ・お墓の希望 ・家族へのメッセージなど |